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✴︎Vide-grenier(ヴィッド・グルニエ)✴︎

 

屋根裏部屋に眠っているものを引っ張り出してのガレージ・セールを意味するフランス語。

 

少しシーズンが古くなってきたコレクションや、職人たちに非はないものの素材そのものに少々いわくがあるもの;例えばテキスタイルに織り傷があったり、革にえくぼがあったりなど、仕事の観点からは文句なしにきれいに仕上げっているものの、とある理由から行き場を見つけられずにいるアイテムたち。

 

どれもひとつひとつ手作業で、プロパー商品と寸分変わらず作り出されたものばかり。ストック置き場に積まれたままではあまりに可哀想で、やはり使っていただくことで初めて命が吹き込まれると思うのです。特に革は動物の命をいただいたもの。すべてが有用なものであるとして、余すところなく活用したいという想いがあります。

 

スムスムの“ヴィッド・グルニエ”。初めての方にも、いつもご愛用いただいている方にも。みなさまに広くご利用いただきたいという想いを込めて始めてみます。

 

 

タイプ:2ème choix

・履き口のきわに数mmの擦り切れ

 

この商品はスムスムの工房ではなく外注でお願いしています。バブーシュ・ディマンシュは、半身にハンディキャップのある老職人とのプロジェクトです。

 

こちら側の要望は事細かくお願いして一定レベルの品質を保ってもらえるようになりましたが、それでもやはり時々、100%とは言えないものができ上がってきます。

 

モロッコの商慣習や宗教的背景(経済的弱者に喜捨を施すという義務や美徳)を尊重し、どんなできのものも引き取っています。手直しできるものはしますが、そのままの方が良いものはそのままで。

このバブーシュがこのような形を取って世に出された理由と背景を十分にご理解をいただいた上で、ご購入いただければ幸いです。

 

 

***

 

 

手作業で1日に1足のペースでじっくり時間をかけて作られる、昔ながらのフォルムが美しいバブーシュ。

 

厳選したファブリックで仕立てた晴れ着のようなバブーシュには、ディマンシュ(日曜日、特別な日)と名付けました。世界の旅先から持ち帰った生地を使ってクリエーションをする「laRihla《ラリラ》」からのアイテムです。

 

テキスタイルはウズベキスタンで買い付けたインテリア生地。ソヴィエト時代の1920-1930年代に生産されていたロシア風デザインのプリントを思わせます。

 

底には硬くて丈夫ならくだの革を使用しているので、外履きとしてもお使いいただけます。

 

女性たちによる手仕事が美しいタッセルは、イヴ・サンローランが眠るマジョレル庭園内ブティックにも商品を納めている、由緒ある工房へのオーダーメイド。

 

朝に夕に。個性ある色柄と足元で揺れるタッセルが、スペシャルな気分を高めてくれそうです。

 

 

 

◆laRihla《ラリラ》◆

 

アラビア語で「旅」を意味する、世界旅行からのインスピレーションによるスムスムの新ライン。

 

異国をめぐる旅の中で出会った素材を持ち帰り、モロッコの伝統技術で形にする。

 

フランスの西洋更紗 トワル・ドゥ・ジュイ 《Toile de jouy》で 。ブルキナファソやコートディヴォワールのバウレ族 《Baoulé》 の腰巻で。そしてインドから持ち帰ったハイデラバードの手織りイカットも。エトセトラ、エトセトラ。

 

世界中のテキスタイルを用いたスムスムの新世界。

 

https://www.semsem-paris-marrakech.com/larihla

〔Vide-grenier〕バブーシュ・ディマンシュ〈ソヴィエティック・ブーケ/赤〉①✴︎

¥13,200 Regular Price
¥5,280Sale Price
  • 37

    • 内寸 23.5cm
    • 外寸 24.5cm

     

    普段22.0〜23.5cmの靴をお召しの方にお勧めしています。

     

    39

    • 内寸 約25.0cm
    • 外寸 約26.0cm

     

    普段23.5〜25.0cmの靴をお召しの方にお勧めいたします。

     

     

    *サイズは目安となります。手仕事の品のため個体差がございます。

     

     

    サイズ選びのお目安として、かかとがバブーシュから少し出るくらいまでは許容範囲です。

     

    また、フォルムに立体感を与えるために、ソールのデザインに大きなくびれを持たせかなり細身となっています。そのため履き始めは少々窮屈さを感じることもありますが、履き慣らすに連れて甲の高さ・幅ともに足の形にフィットしてきて、快適な履き心地が得られます。

     

    ただし、極度に甲高、極度に幅広の方のお求めは強くはお勧めいたしません。

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